SR400/SR500用フロントサス換装1
GXのプアーな足回りをなんとかしたい、というのと一般的に足回りを固めないとエンジン周りはいじれないのでついに着手することに。 やはり換装するならSRのフロント周りということで基本的にはSR用のフォークを採用する方向で。移植に関するメモは 「GXにSRのフロント周り移植メモ」にまとめてみました。
とりあえず方針を決める
現段階での理想は
- SRのフロント周りを入れる
- GXの18インチキャストホイールを利用
- 社外品のブレーキ周りを入れる
といった感じで、足回りなので重要ですが、できるだけ予算を抑えたいといた感じで。
SR500の足回りを入手

三叉以下、ホイールを除いた一式になります。SR500用でドラムのスポークホイール仕様のSRになります。 予算を多めにとって、yahoo auctionで程度の良いものを選びました。トップブリッジとアンダーブラケットは軽くヤスリ掛けを行って、 脱脂→下地2回→黒3回→ウレタンと本格的に塗装。
ワンオフパーツ製作

入手したSR用フロント周りにはアクスルシャフトが付属してきましたが、GX用のタイヤを履かせようと思いワンオフパーツを製作しました。
GX用のタイヤを履かせるとなるとグッと壁が高くなるのですが、一応2通りあります。
まずSR用とGX用のシャフト径が違うのがネック。SR用のシャフトを採用する場合は、GXのホイールベアリングを交換する必要があります。
またメーターギアなども含め一式必要になります。面倒だったので、シャフトなど含めすべてワンオフを選択しました。
設計は簡単で、基本SR用のシャフトで径だけGXの径といった感じ。ほぼ複製になります。ステンレス製。
ホイールスペーサーは、最終的に取り付けたときに結果計算ミスで長さ足りませんでしたが汎用のワッシャーでごまかせました。

手元にあったXJR400R用のディスクを取り付け。YAMAHAはマウントが同じなのでありがたいです。

これもまた手元にあったロッキードの2POTキャリパー。旧車には合うのですが、ディスクオフセットのスペーサーと、キャリパーサポートを さすがに自分で採寸して設計図書いてワンオフ作成は難しいとココで断念。
計画練り直し
ロッキードが利用できなかったというのと、急に忙しくなってきた。 実は上記のホイールは予備用なので、別にどうでもよいということで、一旦計画がストップ。 バイクの乗れなくなる冬に再開するということで予算の確保と方向性を決めることに。
一応ブレンボ4POT、SR用キャリパーサポート、ワンオフのディスクスペーサーあたりを入手すれば着手できると思います。 あとはマスターシリンダーとブレーキ周りパーツ。ブレンボ4POTにφ320mmのディスクといった感じになると思います。(2につづく)